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メーテルに会える街〜北九州市のロボット産業〜

メーテルに会える街〜北九州市のロボット産業〜

3月に開港した北九州空港の1階到着ロビーの観光案内所で、北九州市出身の漫画家、松本零士さんの人気アニメ「銀河鉄道999」のキャラクター「メーテル」を忠実に再現したロボットが活躍していることをご存知ですか?

身長約170cm、おなじみの長い金髪に黒い衣装、声もテレビや劇場アニメでメーテル役を演じた声優の池田昌子さんが担当するなど、細部まで凝ったロボットです。

九州工業大学(北九州市)と北九州産業学術推進機構(FAIS)が共同で開発したもので、質問者の声を自動認識して、空港内の施設や、北九州市内の観光スポットなどを案内し、空港を訪れる人々を楽しくもてなしています。


また6月に、サッカーのワールドカップが開かれたドイツで、ロボットによるサッカーのワールドカップ「ロボカップ世界大会2006」が開催され、北九州市からは3チームが出場しました。

ジュニアサッカーチャレンジ部門で、小・中学生のチームが優勝・準優勝し、中型ロボットリーグ部門では、北九州市学術研究都市合同チームがベスト8に入るなど、いずれも大活躍しました。


このようにロボットたちの活躍に注目が集まる北九州市では、ロボット産業の一大集積地を目指して、今年3月に産学官が一体となった推進組織「北九州ロボットフォーラム」を設立しました。

また6月には産業用ロボット分野で国内トップクラスの(株)安川電機(北九州市)と、次世代サービスロボットビジネスの創出や、ロボット技術者の育成強化など、ロボット産業の振興に向けて、連携を強化することで合意しました。

元々北九州市は2003年に、公道をロボットが自由に動き回ることができる、国内初の「ロボット開発・実証実験特区」に認定されていますが、このような取り組みの強化によって一層環境整備が進み、今後はFAISが開発した下水管検査ロボットや、FAISと安川電機が共同開発中の荷物搬送用ロボットの公共施設での実証実験を予定しています。

メーテルに続き、北九州空港で荷物を運ぶポーターロボットにお目にかかれる日も、そう遠い話ではないかもしれません。

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